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ストレスから発症したケース1

それでは、実際に胃潰瘍を発症したSさんのケースを紹介していきたいと思います。

S先生は40歳になる高校教師で、とてもまじめな優しい先生です。奥さんと娘さん2人の4人家族で、家族仲はとても良く、忙しいS先生はなるべく家族との時間を作り、休日はピクニックへでかけるなど、とても充実している日々を過ごしていました。

そんなS先生は、4月に女子高へ転任となりました。Sさんは、化学を担当しており、1年E組の担任を受け持つことになりました。女子高は大変な面があると聞いたことはあったのですが、転任当初は、驚きの連続でした。

まず男性がいないため、女性らしくない生徒が多くみられました。例えばトイレの際、ハンカチ使用せず、トイレットペーパーを使用することや、人目をはばからず、教室で堂々と着替えをする生徒、また理不尽な発言で授業を妨害する生徒・・・S先生のクラスには、様々な生徒が在籍していました。

S先生は温厚な性格のため怒ることが苦手で、生徒に注意する際も、あまり強く怒ることができない状況でした。そんなS先生に対し、生徒の暴言や態度は次第に悪化してしまったのです。

S先生のクラスの生徒であるYさん、Rさん。この2人は、クラスでも目立つ存在で、まじめなS先生をからかうことが多々ありました。そんなYさん、Rさんの行動は、次第にエスカレートしていき、S先生は、強く注意することを決意しました。

ある日の放課後、Yさん、Rさんを呼び出した先生。Yさん、Rさんの指導にあたりました。ところがYさん、Rさんは、全く聞き耳持たずの状態。呼び出されたことに対し、非常に腹を立てている様子でした。

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